札幌キャンパスで活動するチャレンジセンター「福祉除雪プロジェクト」の冬の活動が本格化しています。本プロジェクトは2008年度に発足。キャンパス周辺の町内会会員の中から、自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援ボランティアに取り組んでいます。8年目を迎えた今年度は学生41名が参加。39世帯を対象として授業の合間や放課後に各世帯を訪問し、除雪活動を行っています。
学生たちは昨秋から各戸を訪問して世帯主と面談、除雪が必要な場所についてカルテを作成して冬に備えてきました。今年は例年の約半数のメンバーで除雪を行っていますが、少人数のメンバーでも効率的な除雪が行えるよう、除雪方法の効率化、除雪マニュアルの作成など様々な対策を行っています。
昨年12月から始まった除雪では、1月22日までに13回出動。除雪は、１軒あたり30分から１時間かかる重労働。時には雪の重みでスコップの柄が折れ曲がってしまうこともあるほどです。それでも住民の方からいただく「どうしようもない大雪でも、あっという間に除雪してくれる学生さんのおかげで、安心して暮らせます」などの声を励みに取り組んでいます。
これからさらに雪の多くなる季節。学生たちは「同じキャンパスの学生が学部・学科・学年などの垣根を越えて力を合わせて活動することで、互いのコミュニケーションも活発になってきます。これからも住民の方々のお役に立てるよう積極的に活動をしていきたいと思います」と話しています。
福祉除雪プロジェクトの活動についてはコチラをご覧ください。
