「東海大学柔道部寮太陽光発電所」の開所式を実施しました

東海大学では1月30日に本学の柔道部寮において、「東海大学柔道部寮太陽光発電所」の開所式を実施しました。本件は東海大学と神奈川県が2015年1月に締結した包括連携協定に基づく「再生可能エネルギー導入等の促進」の一環としての取り組んだもので、3棟ある同部寮の屋根を貸し出し、(株)東芝プラントシステムが太陽光発電設備を設置。今年4月から実施される電力小売自由化に合わせ、屋根を貸すと電気代が安くなる全国初のモデル事業として(株)東芝により運営されます。

2月1日から発電を開始しており、年間の発電量は53,380kWh(推定)と寮で使用する年間消費電力量の約68%に相当します。発電した電力は同施設の運用やメンテナンスを行う(株)東芝プラントシステムが(株)東芝に売電。電力小売自由化が実施される4月からは、太陽光パネルによる発電と電力販売を同時に行い、本学柔道部寮では安価な電力供給を受けることができます。

開所式には、神奈川県の黒岩祐治知事や東芝の原園浩一執行役常務、山田清志学長らが出席。黒岩知事は、「2011年の東日本大震災の直後に知事に就任し、県内の住宅・施設への太陽光発電パネルの普及を掲げてきました。今回の事業は、太陽光発電がよりいっそう普及する新たなスタートになると期待しています」とあいさつし、山田学長は、「今後も神奈川県と連携し、このような取り組みをさらに加速させていきたい」と話しました。その後、山下泰裕副学長や2010年度に本学工学部を卒業し、ラグビー日本代表として昨年のワールドカップにも出場した三上正貴選手(東芝ブレイブルーパス)らも加わり、テープカットが行われました。

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