熊本キャンパスと阿蘇キャンパスの支援を目的としたチャリティーコンサートが開かれました

熊本地震で被災した熊本・阿蘇両キャンパスの復興支援を目的とした「熊本地震復興支援チャリティーロビーコンサート~音楽の力が希望になり、人の力が未来を創る」が6月5日、熊本市・ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで開かれました。同ホテルが熊本各地の復興支援活動を行う中で、県内の企業として地域の未来を支える学生を後押ししようと企画されたものです。当日は出演者らが協力を呼びかけ、集まった募金は学校法人東海大学熊本地震義援募金に寄せられました。

コンサートには同じ熊本県で学ぶ学生を助けたいと熊本大学のアカペラサークル「Higo-Pella」で結成された「love number」と「sign」の2グループが出演。見事なハーモニーを披露し、集まった約75名の観客を魅了しました。『SISTER』『日曜日』など3曲を披露したlove numberリーダーの五十嵐祐太さんは、「普段から明るい曲調のレパートリーが多いのでコンサートの主旨に合って、皆さんに明るい気持ちになってもらえたのではないかと思います。地域や東海大生の皆さんを応援する気持ちでステージに上がりましたが、自分たちも勇気をもらえました」と振り返ります。また『運命の人』『ハッピージャムジャム』など4曲を披露したsignのリーダーである川床爽大さんは、「熊本市内在住ですが、自分たちは被害がそこまで大きくはありませんでした。報道などで東海大の阿蘇キャンパスなどで大きな被害が出ていることは目にしており、自分たちの歌で何かしら力になれるならと出演しました。同じ熊本で学ぶ学生として力になりたい」と話しました。

コンサートを企画した同ホテルニュースカイ事業部広報担当マネージャーの村上あすかさんは、「当ホテルは建物に被害がなく、インフラもすぐに復旧させ営業を再開できました。コンサートの準備を進める際、フェイスブックを通じて東海大の学生や教職員の皆さんが復興に向けて頑張る姿を拝見し、胸が熱くなりました。今も阿蘇キャンパスで動植物の世話にあたっていらっしゃる職員の皆さんや、全国各地で学生さんが頑張っていらっしゃいます。その手助けになればと募金先を決定しました。当日は近隣の避難所からも多くの方が参加され、歌声に感動されている様子でした。またこれまでの学生生活が送れるよう応援しています」と話しています。

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