生物学科の竹中万紀子准教授が北海道で初めて家禽への感染が確認された高病原性鳥インフルエンザについて解説しました

生物学部生物学科の竹中万紀子准教授がこのほど、昨年12月に十勝地方にある清水町の養鶏場で死んでいたニワトリ約30羽からH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、北海道では初めて家禽への高病原性鳥インフルエンザの感染が北海道内で確認されたことを受け、「鳥インフルエンザ」に関する解説を『生物学科サイト』に執筆しました。

鳥類の生態が専門で、カラス類の生態をはじめコムクドリの生活史と生態、草原性鳥類のモニタリングなどの研究に取り組む竹中准教授は、高病原性と呼ばれるH5N1型などのインフルエンザウイルスについてどのような鳥類が感染するのかといった基本的な問題について紹介。さらに、マスコミ報道などで目にする養鶏場などでの殺処分と家畜飼育の問題について提言しています。竹中准教授は、「鳥インフルエンザは”どのような鳥類でも感染し、人間にも伝染するのではないか”といったような多くの誤解があると感じています。学生をはじめ多くの人たちに鳥インフルや家畜管理など関連する情報について、正しい知識を身につけてもらいたい」と語っています。

竹中准教授の解説は下記からご覧ください。

http://www.ch.u-tokai.ac.jp/

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