札幌ボランティアプロジェクトの学生が中心となって談話室の壁を塗り替えました

札幌キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・札幌ボランティアプロジェクトが中心となって9月17日から21日まで、本キャンパスにある談話室の壁の塗り替えに取り組みました。本プロジェクトはこれまで、地域の祭りの支援や除草活動のほか、自力で除雪が困難な高齢者宅で除雪ボランティアに取り組むなど、学外に向けた活動がメーンだったことから、今回は大学に貢献することを目的に、学生たちが日々使用する談話室をより快適にしようと企画しました。

3名のプロジェクトメンバーに、国際文化学部デザイン文化学科の学生2名を加えた5名で4月ごろから準備を始め、企画書を大学に提案。3つのデザイン案を考えて7月にキャンパス内で学生や教職員にアンケートを実施し、993票の投票の結果、白とオレンジの2色に塗り分けるデザインに決定しました。学生たちは塗装などの経験がないことから、元建設会社勤務で以前から学生たちと交流のあった地元住民の石中孝行さんの協力を得て工程や作業人数などを計画してきました。17日から開始した作業では、5日間でプロジェクトメンバーら15名が参加し、やすりで表面を整え、色を塗って21日に完成しました。

企画リーダーの道下祥伍さん(生物学部生物学科3年次生)は、「最初は絵を描いたり模様をつけたりしようと考えていましたが、デザイン文化学科の中尾紀行教授に相談したところ、”絵には好みがあるので、皆がゆっくり過ごせる部屋にするためには色を塗るだけのほうがいい”とアドバイスをもらい、デザインを考えました。教職員の方々や石中さん、アンケートに答えてくれた学生たちを含め、多くの人に協力してもらったからこそやり遂げることができました。自分たちの学校なので、これからもできることをしていきたいと思いますし、地域の壁などもきれいにしていければ」と抱負を語ります。小林茜莉さん(国際文化学部デザイン文化学科3年次生)と小川夢未さん(生物学部海洋生物科学科2年次生)は、「元々白い壁でしたが、同じ白でも塗り直したことでこんなに明るくなるとは驚きました。企画書を作るところから実際に壁を塗るところまで自分たちで取り組めたことはとてもいい経験になりました」と語っていました。

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