サハリン国立総合大学と学術交流に関する基本協定を締結しました

東海大学では2月14日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、ロシア・サハリン国立総合大学と学術交流に関する基本協定を締結しました。文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業~ロシアとの大学間交流形成支援~」の採択を受けた「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済発展を目的として」事業の一環として取り交わしたものです。同事業は、サハリン国立総合大や極東連邦大学、モスクワ国立大学といったロシアの大学や日本の企業と連携し、ロシアの社会問題で昨年の日露首脳会談で経済協力項目に盛り込まれた「健康寿命の伸長」と「高いQOL(Quality Of Life)を保つ健康長寿社会」の創出に取り組むことを目指しています。

調印式には、サハリン国立総合大からヴィクトル・ポルスノフ国際部長(元副学長)と法律・経済・マネジメント学部のトー・ケン・シック学部長、本学からは山田清志学長と国際教育センターの山本佳男所長が列席。山田学長とトー学部長が協定書を取り交わしました。今後両大学は本協定に基づいて、学生の相互派遣をはじめ、研究者の派遣や学術情報・資料の交換、共同研究などを展開していきます。

シック学部長は、「我々がこのような大きなプロジェクトに参画できることを誇りに思う。このプロジェクトの成功のためにできる限り尽力したい」とコメント。山田学長は、「日本と大変近いところにあるサハリン国立総合大学と協定を結べることは私どもにとっても大変喜ばしい。ロシアとの関係の中で、大学同士ができることはまだまだたくさんあると思っています。今日を機会に両大学の連携を広げていきたい」と語りました。

サハリン国立総合大調印式 (1)_525.jpg

サハリン国立総合大調印式 (2)_341.jpg

サハリン国立総合大調印式 (3)_341.jpg

サハリン国立総合大調印式 (4)_341.jpg