札幌キャンパスで2017年度秋学期学位授与式を挙行しました

札幌キャンパスで3月21 日に、2017年度秋学期学位授与式を挙行しました。国際文化学部192名、生物学部139名の学生が卒業。多数の来賓にご臨席を賜り、保護者の皆さまとともに卒業生を祝福しました。

式では各学部の総代に山田清志学長が学位記を授与したほか、学業や課外活動で顕著な成績を収めた学生には総長賞など各賞が贈られました。山田学長は式辞で、来賓や保護者らへの感謝を述べるとともに、「今日の世界を見ると、20世紀に起きた2度の世界大戦による多くの犠牲のうえに築き上げた連帯感や寛容さが崩れているように思えてなりません。『建学の歌』にあるように、まさに“古き歴史の濁流”がこの21世紀に再び猛威を振るおうとしています。今こそこれを“せきてとどめて清め”なければなりません。卒業生諸君には、自ら考える力、挑み、集い、成し遂げる力を、古き歴史の濁流に立ち向かうための力として手に入れていただいたものと確信しています」と激励。また、今年度は学校法人東海大学が建学75周年を迎えたことをふまえ、「100周年にあたる2042年には、ここにいる卒業生諸君は働き盛りの40代後半になっていると思います。これからの四半世紀、東海大学は100周年を見据え、諸君と同じようにスタートラインに立って競争したいと思っています。諸君がこれからも世界の荒波に立ち向かうように、東海大学もチャレンジを続けてまいります」と語りかけました。

閉式にあたり登壇した網野真一札幌キャンパス長からは、「皆さんの学年は、地域での活動に積極的に取り組んだ学生が多かった印象です。これからの日本の社会は、地域のコミュニティに参加し、支える役割が重要になってきます。自分の住む地域の人々と言葉を交わし、地域の特色や課題に目を向け、その中で地域に勢いとうるおいを呼び起こす起点となってください。将来は大学で培った経験を生かし、一市民として、社会を地域で支える役割も担ってもらいたいと思います」と、はなむけの言葉を贈りました。

式を終えた学生たちは、「まだ卒業した実感はわかないけれど、東海大学で過ごした日々を思い出すと寂しい気持ちでいっぱいです」「私が学んだ国際文化学部デザイン文化学科の同級生は皆大切な仲間でした。卒業研究の完成に向けた追い込みの日々は忘れられません」と、それぞれの大学生活を笑顔で振り返りました。

札幌学位授与式 (1).jpg

札幌学位授与式 (2-1).jpg

札幌学位授与式 (3).jpg

札幌学位授与式 (4).jpg

札幌学位授与式 (5).jpg

札幌学位授与式 (6).jpg

札幌学位授与式 (7).jpg