熊本キャンパスで活動する4プロジェクトが熊本市立画図小学校で合同イベントを実施しました

熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOT、メカトロマイスタープロジェクト、阿蘇は箱舟プロジェクト、あにまるれすきゅープロジェクトが11月17日に熊本市立画図小学校で、ものつくりの魅力や自然保護の大切さを伝える合同イベントを実施しました。同小学校のPTAから「4年生を対象にした学年行事に協力してほしい」との依頼を受け、初めて実施したものです。

当日は約120名の小学生とその保護者が4グループに分かれて、30分ごとに各プロジェクトのブースを回りました。ACOTでは、小学生でも容易にプログラミングの基礎が学べるソフト「Scratch」やドローンを使った日ごろの活動紹介、LEGOロボットによるロボコン大会参加の説明。メカトロマイスターはロボットの操作や手回し発電を体験できるブースを設営しました。また、阿蘇は箱舟プロジェクトでは、「昆虫は何年前から生きているとされている?」「カブトムシの角は何本?」といったクイズを出題しながら、昆虫が生きていく環境を残す難しさや環境保護の大切さを伝えました。あにまるれすきゅーは、スライドを使ってペット殺処分の実態を説明。「ペットを飼ったが、『言うことを聞かずかわいくない』『大きくなって飼えなくなってしまった』『お金が足りなくなってしまった』などの人間の勝手な都合で犬や猫をはじめとした動物を捨ててしまう人がいます。保健所に連れていかれたペットたちは殺処分されることもあります」と話しながら、ペットを飼う際の計画性やしつけの大切さを子どもたちに伝えていました。

参加した小学生は、「ドローンを飛ばすには法律を守らなければいけないなんて知らなかった」「ロボットが動いてうれしかった」「クイズもたくさんできて、楽しかった。昆虫や動物の命を守りたい」と話していました。阿蘇は箱舟プロジェクトの都筑涼介さん(農学部応用動物科学科4年次生)は、「4団体が合同でイベントに参加し、子どもたちに日ごろの活動を紹介する機会はなかなかありません。さまざまなテーマを短い時間で聞くことで小学生の視野も広がったのではないかと感じています。また、楽しそうに話を聞いてくれて、説明している私たちもあらためて活動へのやりがいを感じました」と話していました。

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