観光ビジネス学科の学生が「オレンジカクテルナイトin Yoshino」を開催しました

経営学部観光ビジネス学科の小林寛子教授のゼミに所属する学生らが10月19日に、熊本市西区河内町芳野地区で「オレンジカクテルナイトin Yoshino」を開催しました。小林教授のゼミでは6年前から同地区で観光資源調査やイベントの企画・運営を行っており、本イベントは高齢化や過疎化が進む同町芳野校区の活性化を目指し、2015年から毎年開催しています。

学生約30人が運営に当たった今回は、第1部に約110人が参加。草枕の道を始め学生と地域の皆さんとで作った4つのコースを宝探しウォークとして巡ったほか、昼食で地域住民が調理した猪肉の角煮や里芋の味噌和えなどを味わいました。地区の特産品であるみかん狩りなども楽しんだ参加者たちからは、「熊本市内に住んでいますが、身近にこんなにも豊かな自然と触れ合える場所があるとは知りませんでした。みかんもとても甘くて美味しかったので、また来たい」「運営した学生たちもとても親切で、宝探しウォークではわかりやすく案内してくれました。若い世代が地域を盛り上げる姿に好感が持てました」と話していました。夕方からの第2部では、参加者約150人が有明海に沈む夕日をバックに、学生が考案したオリジナルカクテルを堪能しました。「令和」や「平成」「昭和」といった5種類のカクテルはいずれも大好評。小林ゼミに所属し、バトントワリングの国内最大大会「Japan Cup」で優勝経験がある三池奈津美さん(3年次生)も演技を披露して会場を盛り上げました。日没後には公民館へと会場を移し、住民が手作りしたミカン入りドライカレーを食べながら、それぞれに交流を深めました。

運営に当たった学生たちは、「明け方は雨が降っていたので、屋外でのイベントを開催できるか不安もありました。しかし、時間を追うごとに天候も回復し、晴天の中で開催できてよかった」「参加者はもちろん地域の方々にも楽しんでもらえたことが何よりの収穫です」と笑顔を見せていました。指導に当たった小林教授は、「イベントも5年目を迎え、参加者の人数も毎年増えています。高齢化や過疎化が進む地区は日本全国にありますが、各地域がそれぞれの“宝”を見直し、上手にアピールし続けることで、多くの観光客を呼び込むことにつながります。これからも住民の皆さんと交流を続けながら、地域の魅力を再発見する活動を続けていきます」と話しています。

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