情報通信学部経営システム工学科の大竹助教が2019年度ティーチング・アワード優秀賞を受賞しました

情報通信学部経営システム工学科の大竹恒平助教が、2019年度「東海大学ティーチング・アワード」の優秀賞に選出されました。本学では教育の質の向上を目指し、2002年から優れた授業を行う教員らを「ティーチング・アワード」として顕彰しています。1年間の講義科目の授業を対象に行った学生による授業についてのアンケートなどの結果に基づき、大学運営本部を中心とした厳正な審査を経て最終的に学長により決定するもので、2019年度は5名に優秀賞を授与しました。

大竹助教はデータサイエンスや消費者行動が専門で、2019年度は「オペレーションズリサーチ」や「システム工学」「スケジューリング」といった授業を担当しました。「私の担当する授業は現代社会や時事的要素と深いつながりがあります。そこで学生がこの分野により興味や関心を持ってくれるように、日々のニュースや社会問題を授業に取り入れています。パワーポイントを使う際には図表などを多く用いることで直感的に学生が理解できるよう工夫しているほか、グループワークを通じて学生が知識を『取り入れる』だけでなく『発信』しながら身につけられる環境をつくっています」とコメント。受賞について、「光栄であると同時に、一緒に研究に取り組む学生や大学院生、日ごろ授業を支えてくださる教職員の方々に感謝しています。授業は担当する教員が一人でつくり上げていくものではありません。同じ時間を共有する学生とともに今後もよりよい内容を追求していきます。新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で春セメスターはオンラインでの授業となり、学生それぞれの表情や理解度をその場で把握することが難しくなる可能性もありますが、この方法だからこそできる学びもあると考えています。それぞれの学生たちが楽しみながら、興味を持って学べる環境を整えていきたい」と話しています。