南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練を実施しました

清水キャンパスでは10月21日と11月11日に、南海トラフ巨大地震の発生を想定した教職員向けの防災訓練を実施しました。本キャンパスでは毎年夏に、教職員と学生を対象とした避難訓練を行っています。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により中止としましたが、教職員を対象に防災の意識づけを目的とした新たなプログラムを企画。密集を避けるため2日間に分け、両日合わせて90名が参加しました。

1回目は8号館、2回目は3号館で実施し、初めに内閣府が作成した動画「南海トラフ地震どうなる?どうする?時間差で起こりうる次の地震への備え」を視聴。地震発生時に発表される南海トラフ地震臨時情報や、被災した際の対応について学びました。続いて参加者を2班に分け、キャンパスマップをもとに避難経路をたどり、消火器や消火栓、担架の場所を確認。普段は施錠されている屋上にも上り、設置されている防災倉庫に入って防災備品を確認したほか、担架で救助者役の人を実際に運ぶ救助体験、発電機(ガス式・ガソリン式)の始動訓練も行いました。参加者からは、「例年は避難経路の確認のみでしたが、学内の防災設備などを目で確認し、発電機の始動を体験する訓練は防災への意識につながると感じました。参加できてよかった」といった声が聞かれました。