男子バスケットボール部が全日本大学選手権大会で2年ぶり6度目の優勝を果たしました

男子バスケットボール部が12月7日から13日まで国立代々木競技場第二体育館と大田区総合体育館で開催された全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)で2年ぶり6度目の優勝を果たしました。

初戦で星槎道都大学に101-66で勝利すると、2回戦では天理大学を86-62、準々決勝では早稲田大学を70-52で下し、準決勝では白鷗大学との一戦を83-62で制して決勝へと駒を進めました。前回大会王者の筑波大学との決勝は、序盤はお互いに固いディフェンスを見せ、なかなか得点が決まりませんでしたが、佐土原遼選手(体育学部3年次生)や八村阿蓮選手(同)のインサイドを中心に攻め込み前半を36-24で折り返します。第3クォーターでは開始早々に八村選手や西田優大選手(同4年次生)の連続得点で一気に突き放し、第4クォーターは大倉颯太選手(同3年次生)らを中心に得点を重ね、最後まで攻撃の手を緩めることなく75-57で王座を奪還しました。

翌12月14日には湘南キャンパスで陸川章監督(体育学部教授)と津屋一球主将(体育学部4年次生)らが髙野二郎副総長と山田清志学長に優勝を報告しました。津屋主将は、「新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、大会を開催してくださった方々や出場を認めてくれた大学、支えてくれた方々に感謝しています。東海大の持ち味であるディフェンスとリバウンド、ルーズボールを制したことが優勝につながりました」とコメント。木下碧人副主将(同)は、「春の大会がなくなり、モチベーションを保つことが難しかったのですが、チーム内で試合を重ねて切磋琢磨し合い、レベルアップできました。層の厚さも今年の強みです」と振り返ります。陸川監督は、「新型コロナの影響で思うように練習ができない時期もありましたが、選手たちはオンラインをうまく活用して自主的にミーティングやトレーニングを重ね、津屋主将を中心に自分たちの力でインカレに向けて準備をしていました。昨年度のインカレはベスト8で悔しい思いをした分、“今年は強い東海大を取り戻すんだ”と頑張ってくれました。各競技の大会が中止となる中、今年度、東海大で初めて“日本一”を達成できてうれしい」と語りました。