平塚市図書館で『東海大生が選んだ!本で旅するブックトラベル 平塚を旅する本:湘南・友好都市も』を配布しています

12月9日から1月31日まで、課程資格教育センターが協力した企画展示「ひらつかを旅するコーナー」が平塚市中央図書館で開催され、本学の学生が制作した冊子『東海大生が選んだ!本で旅するブックトラベル 平塚を旅する本:湘南・友好都市も』が配布されました。この冊子は、春学期に開講した司書課程科目「図書館概論」と「情報資源組織演習A」を受講した学生たちが、湘南キャンパスのある平塚市をはじめとした湘南地域、同市と友好都市協定を締結する岐阜県高山市、岩手県花巻市、静岡県伊豆市(旧町名:天城湯ヶ島町)、姉妹都市のアメリカカンザス州ローレンス市、東京オリンピックの際に同市でキャンプを張るリトアニアに関する本を紹介するものです。

今回の企画には両授業を受講する学生たち80名が参加。平塚市図書館協議会の会長も務める竹之内禎准教授(課程資格教育センター)の指導を受けながら、約1500冊の本を選定し、その中から同館で主査を務める平原渉太非常勤講師(同)が59冊を選出。それぞれの本の概要を紹介したパンフレットを作成するとともに、同館入口のホールに特設コーナーを設けて各地域のパンフレットなどとともに紹介しています。

竹之内准教授は、「新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、旅行に行けない日々が続く中でも、本を通して各地の魅力に触れてもらおうと企画しました。今回参加した学生たちは、司書の資格取得を目指しており、実際にテーマに沿った本を選んで、他者に紹介する流れを実体験できたことは将来に生きる経験になると思います。図書館の職員の方からは”多くの人が足を止めて本に興味を持っているようだ”とも伺っており、地域の図書館の活動に学生と一緒に関われたことをうれしく思っています。コロナ禍ではオンラインによる教育活動が続きますが、今後もさまざまな方法で学生たちや地域に貢献できる活動を展開していきたい」と話しています。