デザイン文化学科の学生が少年野球チームのユニホームやグッズをデザインしました

更新日 2022.09.16

国際文化学部デザイン文化学科の学生有志がこのほど、函館市の少年野球チーム「柏野クラブスポーツ少年団」のユニホームやグッズなどをデザインしました。プロ野球・北海道日本ハムファイターズが産学連携スポーツ振興事業「uniformics(ユニフォーミクス)」の一環で取り組んだもので、「デザインのチカラで野球振興」をコンセプトに、学童野球チームのユニホームやロゴマーク、キャップの意匠を道内でデザインを専攻する大学生が創作するプロジェクトです。本学科では2020年度にも札幌市南区で活動する「芸術の森ライジング」のユニホームデザインを担当しています。

8月11日には、札幌ドームで柏野クラブのユニホームがお披露目され、中心になってデザインに取り組んだ本学科4年次生の東泰文さんが出席。ファイターズの稲葉篤紀GM兼SCOも駆けつけ、完成したユニホームを身に着けた柏野クラブの子どもたちと東さんとともに記念撮影が行われました。

今回の取り組みには、指導する早川渉講師の呼びかけで本学科の学生4名が参加。昨年夏ごろから柏野クラブ側にヒアリングなどを開始し、イメージカラーの使い方やロゴマークなどデザインコンセプトを固めていきました。また、今年3月からタオルやステッカー、ボールペンなどチームグッズのデザインも合わせて行いました。東さんは、「野球観戦は好きですが、ユニホームのデザインについては詳しく知らなかったので、一般的にどのようなデザインが評価されているのか調べるところから始めました。また、チームの皆さんからはイメージカラーの赤に紺を合わせた2色を使ってほしいという依頼だったので、小学生が着てかっこよく見えるよう色調を明るくするよう意識し、シンプルにまとめました。子どもたちからは“ロゴマークがかっこよくて好きです”といった感想を手紙でもらい、とても達成感がありました」と話しています。