臨空だより④ 新校舎の心臓部になる「1号館」

阿蘇くまもと臨空校舎の北側、空港寄りにある建物は、もともと東海大学宇宙情報センター(TSIC)の受信施設。今回の新校舎建設に伴って大幅にリニューアルされ、「1号館」として使用されます。

TSICは、各種地球観測衛星から送られる画像データを受信し記録する多衛星受信システムなどを運用してきました。新しい1号館にもこの管理機能を持つ部屋が配備されるほか、農学部と大学院農学研究科の事務スペースや学生が講義を受ける教室が設置されます。

2023年4月の新校舎開設時には、衛星画像の受信処理が再開される予定で、農学部と協力して衛星やドローンを活用した農業リモートセンシングにも取り組む計画となっています。

室内のリニューアルはもちろん、外構工事も進む1号館。右手奥に見える2号館と合わせて新校舎の心臓部になる建物です (8月5日撮影)