清水キャンパスの2020年度秋学期学位授与式を挙行しました

清水キャンパスでは3月22日に、キャンパス内の建学記念ホールで2020年度秋学期学位授与式を挙行し、海洋学部生453名に学位記を授与しました。新型コロナウイルス感染症の対策として換気やソーシャルディスタンスの確保などを講じたうえで、午前の部を海洋文明学科、環境社会学科、海洋地球科学科、午後の部を水産学科、海洋生物学科、航海工学科の2回に分けて実施しました。

式典では山田清志学長から各学科の総代に学位記を授与し、学業で優秀な成績を収めた学生に総長賞も授与しました。式辞では山田学長が英語でスピーチし、コロナ禍の中でオンライン授業などの「ニューノーマル」なライフスタイルに対応してきた1年を振り返るとともに、学位記は日本語版に加えグローバルな時代で活躍する人材となるよう願いを込めて英語版を発行し、すべての学位記に直筆で署名したことを紹介。「コロナ禍の中で皆さんは船出をしていくわけですが、どうか東海大学で培った力を持って、たくましく邁進してください。卒業おめでとうございます」と語りかけました。

閉式の辞には山田吉彦静岡キャンパス長が登壇し、「この清水・三保の地で、海とともに学び、海とともに成長し、新しい社会へと旅立っていきます。皆さんが日本で唯一の海洋学部で学んだ海洋学は、これからの日本を築き、新たな時代を創造し、世界とつながっていく学問です。東海大学海洋学部は2020年度、大学教育としては初めて海洋立国推進功労者表彰を内閣総理大臣より贈られました。皆さんが学んできた総合的な海洋学が求められ、評価される時代になっています。この三保の地で海とともに学んだ日々を心に刻んで、新たな時代へと挑戦してください」と語りかけました。

式典後には8号館の教室で学科ごとに卒業生一人ひとりに学位記を授与したほか、新たな社会に旅立つ学生たちへ熱いメッセージを贈りました。