国際コミュニケーション学科の佐久間選手がJKJO全日本空手道選手権大会で連覇を達成しました

国際文化学部国際コミュニケーション学科4年次生の佐久間健全選手が、10月2日に大阪府・東和薬品RACTABドームで開催されたJKJO全日本空手道選手権大会の一般男子軽量級で連覇を達成しました。同大会は、全日本空手審判機構(JKJO)が主催するフルコンタクト空手日本一を決める最高峰のオープン大会で、団体の垣根を超えた強豪選手が全国から集結し日本一の座を争います。

佐久間選手は今年度に向けて、「5月の全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)主催の全日本選手権大会と10月のJKJO全日本大会、そして11月20日に開催される第1回全日本学生選手権大会(インカレ)で優勝し、3冠を達成したい」と意気込みを語っていました。しかし、「JFKOの全日本大会では前回大会と同じく準々決勝で笹裏健士朗選手(聖武会館)に負けてしまい、悔しい結果になりました」と振り返ります。10月のJKJO全日本大会での連覇に向けての5カ月間は、「新たなスタイルに挑戦するのではなく、磨き上げてきた型や得意技の突きを極めることに時間を割きました」と語り、「私は空手特有のすり足や型を大切にしています。所属する水滸會丈夫塾での教えを守りたいという思いはもちろん、私自身が何よりも空手が大好きなので、型を守ることに強いこだわりを持って稽古に臨んできました」と話しました。

JKJO全日本大会では3戦を勝ち上がり、決勝では笹裏選手を破り見事頂点に立ちました。「前大会の王者ということにおごらず、挑戦者の気持ちを持って大会に臨みました。決勝は接戦になりましたが、気持ちで相手を上回ったのが勝因だと思います。これまで苦戦し続けてきた相手にリベンジを果たせてうれしい」と笑顔を見せました。初開催となる11月のインカレに向けて、「シニアの大会は60㎏までが軽量級と定められていますが、インカレは65㎏までの選手がこのクラスに出場します。5kg増えることでこれまで対戦してこなかった選手とも戦うことになりますし、大学生にも力のある選手が多くいます。インカレ軽量級の初代王者となれるようにこれからも稽古に励みます」と目を輝かせています。

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