「津波を想定した避難訓練」を実施しました

静岡キャンパスでは毎年避難訓練を実施しています。今年は11月16日に「津波を想定した避難訓練」を実施しました。東海地震や南海トラフ巨大地震が発生した場合、本キャンパスが所在する静岡市清水区折戸地区においても地震に伴う津波の影響を受けることが想定されています。日ごろからの備えが重要になるため、避難場所の確認をすることで学生、教職員一人ひとりに防災意識を高く持ってもらい、被害軽減に向けた体制の確立を目的とした危機管理を学ぶために訓練を実施。今回は学生644名、教職員他132名の計776名が参加しました。

12時10分から始まった訓練では、緊急時の校舎内放送に従って学生や教職員が各教室から1、2、3、8、9号館の屋上に避難しました。学生らは教職員の指示を受け、教室や研究室他キャンパス内の最も近い避難場所に集合し、安全確認を行った結果、迅速な行動もありほぼ目標時間以内に避難することができました。総括では本キャンパスの防災訓練実行委員会委員長を務める齋藤寛海洋学部長が、「津波や豪雨など自然災害は身近な危険であることを再認識してほしい」と学生・教職員に語りました。また、防災意識の向上を目的として、静岡県が作成した「静岡県地震防災ガイドブック」のURLを事前に紹介しました。