2022年度東海大学同窓会北海道ブロックの総会・懇親会が開催されました

東海大学同窓会北海道ブロックの総会・懇親会が2月25日に、ホテル札幌ガーデンパレスで開催されました。札幌キャンパスからも網野真一札幌キャンパス長をはじめ国際文化学部と生物学部の教員や職員らが多数出席。本キャンパスの卒業生をはじめ道内に居住する本学卒業生と懇親を深めました。

北海道内での同窓会活動は、1967年に北海道地区に初めての同窓会組織として東海大学同窓会札幌支部が発足。5年後の72年に北海道支部へと改称しました。さらに、89年に同窓会代議員会で「北海道ブロック」の立ち上げが決定。同時に各支部も整理され、5支部(札幌・釧路・函館・旭川・十勝)に加え、それら支部をつなぐ役割の7地区会(北見・網走・室蘭・苫小牧・後志・空知・宗谷)で構成されています。支部・地区会ごとの総会以外にも、年に1度道内の全支部・地区会の会員らが一堂に集うブロック総会を札幌市内のホテルで開催。例年、参加者数300人を目指す大きな総会に発展しています。ブロック設立30周年を迎えた2019年度には、同年度までブロック会長を務めた川本謙氏(工学部71年度卒)のリーダーシップのもと、数々の記念行事を実施。『設立30周年記念誌―望星 北の大地に燦く―』を発行したほか、12月に開かれた札幌キャンパス吹奏楽部定期演奏会を共催しました。2月には記念総会を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、延期となっていました。

4年ぶりの総会・懇親会となった今回は、3密を防ぎ、マスク着用や手指消毒を徹底し参加人数の規模を縮小するなど新型コロナ対策を徹底して実施。道内各地から約170名が出席しました。総会の冒頭で本間雅実会長(文学部77年度卒)があいさつし、来賓や来場者への謝辞を述べると共に、「川本前会長の後を受け継いで私が会長に就任して初めてとなる総会・懇親会を4年ぶりに開催できました。30周年記念総会は盛大なものを予定していただけに感慨もひとしおです。記念事業では、ワーキンググループを中心に記念コンサートの開催、記念誌の発行など精力的に活動いただいたことに感謝します。諸先輩が築き上げてこられた伝統と精神を継承し、母校のために時代の変化に合わせた活動を進めていきます」と話しました。また、審議事項についても出席者の賛同を得て原案通り承認されました。

続く懇親会では、来賓を代表して山田清志学長が東海大学の現況を紹介。学園校友会の後藤俊郎会長(同窓会顧問)は、東海大学同窓会が2020年度に設立75周年を迎えたことに触れ、「同窓会ではこれを機に“未来につなぐ東海魂”とキャッチフレーズを制定しました。これからも東海魂を胸に共に歩みましょう」と呼びかけました。桑原和之札幌支部長(工学部81年卒)の発声で乾杯した後は、各支部長の紹介や30周年記念事業WGメンバーの紹介などが行われ、参加者は和やかに懇談し交流を深めました。