北京冬季五輪に卒業生4選手が出場します

中国・北京で2月4日から20日まで開催される北京冬季五輪に、東海大学の卒業生4選手が出場します。

5日の個人ノーマルヒルで開幕するスキージャンプ男子には、小林潤志郎選手(国際文化学部地域創造学科2013年度卒・雪印メグミルク)と中村直幹選手(国際文化学部デザイン文化学科2018年度卒・Flying Laboratory)が出場。小林選手は前回の平昌大会に続いて2度目、中村選手は初出場となります。両選手は1月9日にポーランドで開かれたスキージャンプのワールドカップ団体第3戦でともにメンバー入りし、3位入賞で北京大会へと弾みをつけました。初の五輪の舞台に向けて中村選手は、「チームはとてもいい状態で、毎晩『俺たちでメダルを獲ろう』と話しています。個人、団体、混合団体のどの種目に出場できるかは直前までわかりませんが、いいジャンプができるよう準備していきます」と意気込んでいます。また、「スキーの試合は日本であまり放送されませんが、五輪なら多くの人が見てくれると思うので気合いが入ります」と語っています。

7日から始まるバイアスロンには、2大会連続出場となる蜂須賀明香選手(国際文化学部地域創造学科2014年度卒・自衛隊)が代表に選出されました。蜂須賀選手は、7.5kmスプリント、15kmインディビジュアル、10kmパシュート、4×6kmリレーへの出場を予定。初の五輪表彰台を狙います。

また、10日から1次リーグが始まるカーリングには、吉田夕梨花選手(国際文化学部国際コミュニケーション学科2015年度卒・ロコ・ソラーレ)が平昌大会で銅メダルを獲得した「ロコ・ソラーレ」の一員として2度目の五輪に臨みます。吉田選手は、1、2投目のストーンを投げる「リード」のポジション。3、4投目を投げる「セカンド」と合わせて「フロントエンド」と呼ばれ、試合を形づくるうえで重要な役割を担います。「ロコ・ソラーレのフロントエンドは、世界でも高いレベルという自信があります。最初にストーンを投じる自分が攻めれば、チームを勢いづけられる」と意気込みます。「前回大会の銅メダルより、もっといい景色を見たいという思いがありますが、それ以上にこの4年で自分たちがどれだけ成長したのかを表現し、試合を見てくれる人たちをプレーで元気づけたい」とコメントしています。

出場選手は以下のとおりです。

【スキージャンプ】
◇小林潤志郎(こばやし じゅんしろう)
 所属:雪印メグミルク
 学歴:国際文化学部地域創造学科2013年度卒
◇中村直幹(なかむら なおき)
 所属:Flying Laboratory
学歴:国際文化学部デザイン文化学科2018年度卒

【バイアスロン】
◇蜂須賀明香(はちすか あすか)
 所属:自衛隊体育学校
 学歴:国際文化学部地域創造学科2014年度卒

【カーリング】
◇吉田夕梨花(よしだ ゆりか)
 所属:ロコ・ソラーレ
 学歴:国際文化学部国際コミュニケーション学科2015年度卒