湘南キャンパスで3月24、25日に、2022年度秋学期学位授与式を挙行しました。24日午前に大学院博士課程と修士課程、25日は午前と午後の2部制で、各学部の学生が参列。湘南、高輪、渋谷、伊勢原の各校舎にある大学院から博士学位取得者27名(課程博士20名、論文博士7名)、修士学位取得者359名が修了し、学部から4555名が卒業を迎えました。なお、本学では19日に熊本、21日に札幌、23日に静岡の各キャンパスでも学位授与式を挙行しています。
24日の大学院生を対象とした式は、2号館大ホールで実施。山田清志学長から学位記を、各研究科長からメダルを授与しました。25日は総合体育館を会場に、各学部の総代に山田学長が学位記を手渡し、総長賞受賞者の代表に髙野二郎副総長から表彰状が、各学部長から記念品が授与されました。両日ともに式辞では山田学長が英語でスピーチしました※。
祝辞では学校法人東海大学の松前義昭理事長が登壇し、大学院生には「今後、皆さんが新しい文明の道を切り開くために、活力を生み出す指導者や研究者、知識人としてさまざまな社会的地位で活躍されることを期待しています」との言葉を送りました。学部生には、学園の創立者・松前重義が教育の指針として掲げた「若き日に」から始まる「汝の思想を培え」「汝の体躯を養え」「汝の智能を磨け」「汝の希望を星につなげ」の4つの言葉を紹介するとともに、「“集い力”“挑み力”“成し遂げ力”“自ら考える力”を発揮し、明確な人生設計を描くとともに人生の目的を定めてください。その目的は人生の青春が続く限り、なくなりません。後悔のない人生を歩むためにも積極的に挑んでください」と語りかけました。
また、大学院の式では本学医学部元学部長、特別栄誉教授で東京大学名誉教授、政策研究大学院大学名誉教授、さらに日本学術会議会長、内閣特別顧問などを歴任した黒川清氏が、学部の式ではデンマークの元国会議員で同国の文化大臣兼教会大臣や難民・移民・統合大臣兼開発大臣、欧州議会対日交流議員団団長、教育大臣など要職を歴任し、本学名誉博士でもあるベアテル・ホーダー氏が登壇※。それぞれ卒業生に向けてはなむけの言葉を送りました。
25日の式では、コロナ禍で授業や課外活動などさまざまな制限を受けた日々を過ごした学生たちの記憶に残るようにとフォトスポットを設置し、キッチンカーも出展。信州バーベキュー協会の協力も得て、卒業生にステーキやチキンレッグなどもふるまわれました。
※山田学長と式辞とホーダー氏の祝辞は下記からご覧いただけます。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/394179/