オンラインで「就職ガイダンス」を開催しました

東海大学では11月15日から17日までの3日間、オンラインで「就職ガイダンス」を開催しました。来年3月に企業の採用情報が公開され本格的な就職活動がスタートする3年次生と修士1年生を対象に、新型コロナ禍における就職活動の状況や就活に向けた対策の説明などを目的としています。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンラインで開催し、期間中は約600名が参加しました。

各回とも初めに、ユニバーシティビューローの水島久光ゼネラルマネージャー(キャリア就職担当・文化社会学部教授)がコロナ禍における就職活動を巡る環境の変化について解説。「困難な状況に陥っている企業や採用を一時停止している企業もあり、皆さんはさまざまな不安を抱えていると思います。しかし、経済的なダメージもそれほど大きくなく、有効求人倍率は2022年度が1.5倍と悪くない数字が出ています。また、オンライン化によるDX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGsなどに関連した新しい事業展開を見せる企業もあるなど、今後は二極化が進むことが考えられます。『働き方改革』として在宅ワークが取り入れられるなど働き方にも変化が表れてきています。さまざまなことの転換点を迎えているこれからの就活において大事なことは、『いかに自分が学び・経験してきたことを未来に生かすことができるか』だと思います。4つの力のアセスメントを受験して、自分の生き方にあった企業を選択してください」と話し、積極的な単位取得やキャリア支援ナビの登録を呼びかけました。

続いて、本学が実施する「4つの力のアセスメント」について、担当する株式会社リアセックの酒井陽年氏が解説。大卒者として社会で求められるジェネリックスキルを、本学独自の項目別で評価する「4つの力de進路選択講座」を開講、テスト結果をもとにした自己分析と進路選択方法を学ぶものであることを説明し、「『自分が何を得意・苦手としているか』は、面接でも必ずと言っていいほど聞かれます。しかし、自分の特徴は自分にとって当たり前のことで気づきにくいものです。アセスメントを活用して、自分では気づいていなかった特徴を見つけましょう」と話しました。最後に、キャリア担当の職員がカレッジ制導入による変化や新学生情報システム「Tokai Information Portal Site(TIPS)」のキャリア支援ナビについて説明。また、今後の就職関連行事やイベントなどを紹介し、積極的な参加を呼び掛けました。