「生理の貧困」対策として湘南キャンパスで生理用ナプキンを無料配布しています

東海大学では、神奈川県が「生理の貧困」対策として進める生理用ナプキン無料配布活動に協力し、湘南キャンパス内5カ所の女性用トイレに設置しています。

民間団体「#みんなの生理」が生徒・学生を対象に昨年2月から3月に実施したアンケート調査では、「金銭的理由で生理用品の入手に苦労したことがある」20.1%、「金銭的理由で生理用品でないものを使った」27.1%、「生理用品を交換する頻度を減らした」37%という結果が出ています。そこで神奈川県では、経済的な理由で生理用品を購入できない「生理の貧困」の課題を社会全体で解決していくために、賛同企業である三井住友信託銀行株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社NTTドコモのメッセージ等を記載した生理用ナプキン3万枚(1万5000袋)を昨年12月から県内の大学で無料配布。本学のほか、神奈川大学、関東学院大学が協力しており、あわせて「生理の貧困」に関する実態把握のための利用者アンケートも実施されています。

本学では、湘南キャンパス1号館1階、6号館C棟1階、8号館1階、14号館1階(西側)、19号館1階の女性用トイレで、3月まで計6890袋(1袋2枚入り)を配布しています。なお、新たに協賛企業に加わった東京海上日動火災保険株式会社から2月下旬に2000枚(1000袋)が追加で届く予定となっています。