海洋学部の学生2名が静岡県の「若者選挙パートナー」に就任しました

海洋学部の高嶋晃琉さん(航海工学科航海学専攻4年次生)と田邊一花さん(海洋理工学科海洋理工学専攻2年次生)がこのほど、静岡県の選挙運動啓発ボランティア「若者選挙パートナー」に就任。6月17日に静岡県庁で開かれた団結式に出席しました。この活動は、静岡県選挙管理委員会と静岡県明るい選挙推進協議会が、県内に住むもしくは通学・通勤する高校生から29歳以下の若者を対象にメンバーを募集。「“しずおか”で暮らす若者たちと政治・選挙をつなぐ」をスローガンに、県庁での交流会や国政・県政選挙の啓発イベントへの協力、県内の高校での「選挙出前授業」の実施など、多岐にわたる活動を展開します。

今年度は、高嶋さんと田邊さんを含めた19名の大学生や高校生が任命されました。高嶋さんは、「さまざまな本を読む中で社会の仕組みや制度に興味が生まれ、より実感の伴った考えを育みたいと応募しました。若い世代には、政治や選挙に対して“よくわからない”“面倒くさい”といったイメージを持つ人が多くいます。まずは、選挙に興味を持ってもらい、投票が自分たちの生活を大きく左右するという認識を広げる必要があります。メンバー同士で議論を重ねながら、独創的な活動を展開していきたい」と話します。田邊さんは、「大学生の中には、新聞やテレビをほとんど見ない人も多い。スマートフォンで好きな情報だけが手に入るので、関心のないものに触れる機会は過去に比べて激減しています。若い世代が選挙に興味を持ちづらくなっているのは仕方ない部分があるのかもしれません。4月に行われた静岡市長選を見ても各候補者のマニフェストには違いがあり、私たちの生活を直接左右するものも多くありました。投票をしなければ、どんな政治が行われようと文句を言わないのと同じです。少しでもこの現実を多くの人に伝えていきたい」と意気込みを語っています。

高嶋晃琉さん・田邊一花さん