伊勢原校舎で4月2日に、2022年度春学期「Welcome Ceremony For New Students at Isehara」を挙行しました。今学期は、医学部医学科112名、同看護学科105名、大学院医学研究科28名、健康科学研究科3名、工学部医用生体工学科3年次編入1名の合計249名が入学。医学部付属病院の渡辺雅彦病院長や病院本部の飯田政弘本部長らが参列する中、教員や卒業生が歓迎と激励の言葉を送りました。
「建学の歌」静聴に続き、山田清志学長が入学許可を宣言し、英語でスピーチ。「“人生を如何に生きるべきか”を考えるとともにグローバル化時代に対応できるスキルを身につけ、仲間と集い、挑戦し、成し遂げる経験を通じて皆さんの心の中にそれぞれの『東海大学』を刻み込んでください。日本と世界の未来を支えるたくましい人になってほしいと願っています」と式辞を述べました。
続いて森正樹医学部長が、「皆さんを東海大学の一員として迎えられることを、大変誇らしく、うれしく思います。最高の知識と技術、奉仕精神を持つ“良医”“良い看護師”になるために最も大切なのは勉学であることを肝に銘じ、今日の気持ちを忘れずに精進してください」と激励。小林広幸医学研究科長は、「激動の時代だからこそ見えてくる本質があります。ぜひ本質を見極める力と探究する姿勢を持ち続けてください。皆さんの大いなる成長と活躍を期待しています」と語りました。
卒業生祝辞では、2019年度に医学科を卒業し、医学部付属病院脳神経外科に勤務しながら大学院医学研究科先端医科学専攻(博士課程)で研究に取り組む塩山竣介さんが登壇。「患者さんの笑顔を取り戻せることにやりがいを感じています。皆さんとともに働ける日を楽しみにしています」とエールを送りました。また、この春に看護学科を卒業して医学部付属病院に入職した糟屋栞里さんは、「コロナ禍でもできることはたくさんあります。自分が置かれている状況の中で最善を尽くし、日々を大切に過ごしてください」と語りかけました。
医学科の新入生は、「新型コロナウイルス感染患者を全力で救おうとする医療従事者の姿に感銘を受け、医師になろうと決めました。良医とは何かを常に問いながら真摯に勉学に励みます」とコメント。看護学科の新入生は、「子どものころから看護師になるのが夢でした。今は“目標”となった看護師への第一歩を東海大で踏み出せて幸せです。人としても成長できるよう、広い視野を持って学びたい」と意欲を見せていました。