ライフセービングクラブCRESTが「全日本学生シリーズ」の初代王者に輝きました

湘南キャンパスで活動するライフセービングクラブCRESTが、日本ライフセービング協会が実施する「全日本学生シリーズ」で男女ともに優勝。3月18日に同協会関係者が本キャンパスを訪れ、15号館屋内プールで表彰式を開催しました。今年度創設された全日本学生シリーズは、10月の全日本学生選手権大会、12月の全日本学生SERC選手権大会、1月の全日本学生プール競技選手権大会の総合成績で年間優勝を争います。CRESTの選手たちは男女ともすべての大会で好成績を残し、頂点に立ちました。

※各大会の総合成績は記事下部を参照

表彰式には、日本ライフセービング協会の入谷拓哉理事長と高野絵美副理事長をはじめ、関係者が参列。開式のあいさつでは、CRESTの大越正大部長(体育学部教授)が「日ごろより多大なるご支援をいただくとともに、表彰式に足を運んでくださった協会関係者の皆さまに心より御礼を申し上げます」と謝辞を伝え、「新型コロナ禍でさまざまな制約がある中、多くの大会で好成績を残せたのは選手たちの努力の継続があったからこそ。さまざまな苦労も全て自分たちの成長に繋がっていたことを今日は実感してください」と話しました。その後、男子の岩出航輔主将(体育学部4年次生)と女子の中鉢夏希主将(政治経済学部4年次生)に入谷理事長から全日本学生シリーズの優勝杯と賞状が授与され、会場は大きな拍手に包まれました。また、各大会では新型コロナへの感染対策の一環で表彰式が実施されなかったことから、種目別に優秀な成績を残した選手たちにメダルや賞状が手渡されました。

表彰式後、岩出主将は、「大会開催に尽力いただいた方々や大越先生をはじめとした指導者の皆さんに感謝しています」と語り、中鉢主将は、「後輩たちには連覇を期待しています」と笑顔を見せていました。また、22年度の男女それぞれの主将を務める田中政也選手(同3年次生)と高橋麗那選手(体育学部3年次生)は、「来年度もチーム一丸となって好成績を目指すのはもちろん、競技普及活動にも力を注いでいきたい」と抱負を語っています。

また、大越部長は「この成果は、篠原秀和男子監督(体育学部卒業)、小林俊樹女子監督(工学部卒業)、西山俊ヘッドコーチ(体育学部卒業)のご指導はもとより、夏まで部長を務めていただいた松本秀夫先生(体育学部教授)が、コロナ禍で活動できず苦しい時期も、ライフセービング部を支え、伝統を繋いでいただいたお陰であり心から感謝したい」と語っています。

ライフセービングクラブCREST 22年度大会結果

全日本学生選手権大会(10月2、3日@千葉県・御宿中央海岸)
男子:総合準優勝 女子:総合準優勝

全日本学生ライフセービング・SERC選手権大会(12月5日@東京都・金田スイミングクラブ立川立飛)
男子:総合準優勝 女子:総合準優勝

全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会(1月29、30日@静岡県立水泳場)
男子:総合3位 女子:総合優勝