静岡キャンパスで2023年度秋学期学位授与式を挙行しました

静岡キャンパスで3月23日に、2023年度秋学期学位授与式を挙行しました。今年度は大学院総合理工学研究科総合理工学専攻(博士課程)1名、大学院海洋学研究科(修士課程)17名、海洋学部460名の478名に学位記を授与しました。

午前と午後の2回に分けて建学記念ホールで実施した式典では、梶井龍太郎学長代理が博士課程修了者と修士課程修了者、各学科の総代に学位記を手渡しました。式辞では、梶井学長代理がコロナ禍を乗り越えて学位記を手にした学生たちの労をねぎらうと共に、「パンデミックの後も、ロシアによるウクライナ侵攻や日々進行する環境問題をはじめ、世界規模の課題が日々積み上がっています。皆さんは本学で学生生活を送る中で、グローバルな視点で物事を考え、実行する力を身につけています。自信を持って、挑戦を続けてください」とメッセージを送りました。祝辞では、東海大学同窓会静岡ブロックの東成希会長(午前の部)と東海大学静岡県後援会の三浦暢子会長(午後の部)が登壇し、「卒業してキャンパスを離れることにはなりますが、東海大学関係者とのつながりはこれからも続きます。社会人としての道に迷ったときには、全国各地で活躍する東海大の仲間にアイデアや知見、経験を聞きに来てください。問題を解決する大きな力になるはずです」「社会に出れば多くの困難が待っていますが、コロナ禍という荒波を乗り越えた皆さんなら、必ず活躍できます。これからも頑張ってください」とエールを送りました。

閉式の辞には内田晴久静岡キャンパス長が登壇。「日本は海に囲まれた海洋国家であり、海はこれからも私たちの生活、そして皆さんが就く仕事と深く関わっていくことでしょう。海洋学部を卒業した皆さんは、大きな財産を手にしています。東海大学の建学の地である静岡キャンパスで学んだ自負と誇りを胸に、さらなる活躍を期待しています」と話しました。

式典後には学科ごとに分かれて学生一人ひとりに学位記を授与。学生たちは、「コロナ禍でキャンパスに入構できず、大好きな生き物の世話や研究が存分にできない時期もありました。それでも、徐々に日常生活が取り戻せるようになってからは、本当に楽しい学生生活でした」「先生や友人、後輩たちのおかげで研究をやり遂げることができました。昨年度は海外研修航海にも参加し、国際的視野や一歩を踏み出す勇気を手にしました。社会に出てからも4年間の経験を生かして努力し続けたい」と目を輝かせていました。