「令和6年度東海大学健康クラブ 市民健康スポーツ大学」の開講式を行いました

伊勢原キャンパスで6月1日に、「令和6年度東海大学健康クラブ 市民健康スポーツ大学」の開講式を行いました。この講座は本学が伊勢原市と提携し、市民の健康づくりや体力の向上を目指して2009年度から実施しています。医学部と体育学部、健康学部の教員らで構成する「東海大学健康クラブ」のメンバーらが講師を務め、心身の健康に関する講義や筋力トレーニング、体力づくりのためのエクササイズなど全18回のプログラムを設定。今年度は、40代から80代の約70名が受講します。

初めに本クラブ会長を務める医学部の吉川隆博副学部長が、「今年度は本キャンパスにある医学部付属病院の協力を得て、薬剤師による講義も企画しています。秋には医学部看護学科の1年次生が地域健康実習として参加する予定です。1年間よろしくお願いします」とあいさつ。来賓として臨席した伊勢原市保健福祉部健康づくり担当部長の髙橋健一氏は、「年間を通してプログラムを楽しむとともに、日常生活にも運動を取り入れて健康づくりに励んでほしいと思います」と語りました。

続いて、本事業の開始当初から企画運営に携わってきた健康クラブの谷口幸一先生(元東海大学教授)が、健康クラブ設立の趣旨や市民健康スポーツ大学開講の経緯を紹介。吉川政夫先生(同)は、伊勢原市と共同で作成した冊子『いつまでも生き生きと 身体活動量や運動量を増やして健やかな毎日を送ろう』を基に、運動を習慣化するためのポイントについて説明しました。最後に、松木秀明先生(同)が参加者を激励し、閉会の言葉を述べました。

その後、株式会社ハイクラス代表取締役で運動指導士の位髙駿夫氏を講師に、今年度第1回のプログラム「親睦のためのレクリエーション」を実施。受講者は自己紹介を兼ねたゲームや運動で交流しました。終了後には会場を移して懇親会も行い、親睦を深めました。昨年度に続いて入会した夫婦は、「昨年度は全プログラムに参加したことで、精神的な充実感も得られました。大学の先生による講義はもちろん、普段はできない運動やスポーツに挑戦できるのも魅力です。今年度は講義の内容について理解を深め、より積極的に運動に取り組みたい。2年連続の皆勤賞を目指して楽しみながら頑張ります」と笑顔を見せていました。