留学生対象就職ガイダンスを開催しました

キャリア就職センターでは6月20日に湘南キャンパスで、留学生対象就職ガイダンスを開催しました。本センターでは毎年、日本での就職を目指している留学生を対象にガイダンスを開いています。今回は、留学生の就職支援を行う(株)ベイングローバルの小川佳奈栄氏が講師を務め、タイや韓国などからの留学生約30名に向けて、インターンシップや自己PRシートの書き方を解説しました。

小川氏はインターンシップについて、「就職前の学生が実際に企業で社会人と一緒に就業体験をすることができる貴重な機会。自分が本当にやりたい仕事なのかを確かめられるだけでなく、自分の能力をアピールするチャンスにもなります。まだ自分の将来の目標が決められていない人でも、さまざまな企業のインターンシップに参加することで夢を見つけられるかもしれません」と積極的な参加を勧めました。その一方で、「自己PRシートや履歴書などを使った選考を突破しなければならず、誰もが自分の行きたい企業でインターンシップに臨めるわけではありません。早い段階で自分のアピールポイントや長所、短所も見極めておきましょう」と呼びかけました。また、「“友人が行くから自分も”といった甘い考えを持って参加することはやめてください。目的意識を持って参加しなければ、相手にマイナスイメージを与えてしまい、内定の獲得が難しくなる場合もあるからです。インターンシップでは移動時間を含めると多くの時間が拘束されます。学業のための時間はもちろん、部活動やサークル活動、アルバイトといった自由時間を割いて臨むのですから、ぜひ自分のよさを発揮できる企業を選んでください」とアドバイスを送りました。

その後、留学生たちが実際に自分の学生生活や経歴を振り返りながら、自己PRシートを書く時間も設けられ、留学生たちは小川氏のアドバイスを参考にしながら取り組んでいました。また、終了後も、就職活動について熱心に質問する留学生の姿が見られました。

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