「就職ガイダンスPart.3」を開催しました

キャリア就職センターでは11月16、17、18日の3日間、オンラインで「就職ガイダンスPart.3」を開催しました。来年3月に企業の採用情報が公開されるとともに、本格的な就職活動がスタートする3年次生と修士1年生に、社会に出るための基礎知識や就職活動に向けた対策を説明することを目的としています。新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで開催し、期間中は約700名が参加しました。

各回とも初めに、本センターの水島久光所長(文化社会学部教授)がコロナ禍における就職活動の状況を解説。「事業継続が困難な企業がある一方で、コロナ対策やSDGsに関連した新しい事業を展開する企業もあるなど、今後は二極化が進むことが予想されます。いずれにしても企業が成長していくためには皆さんのように若い力が必要です。自分の特性や、これまで培ってきた実力をいかに生かすことができるかという視点で仕事を選んでもらいたい。『これからの社会をつくっていく企業を探す』という気持ちで、就職活動に臨んでください」と語りました。続いて、本センターが開講する「進路選択講座」について、講座を担当する株式会社リアセックの酒井陽年氏が紹介。大卒者として社会に求められるジェネリックスキルを、本学独自の項目別で評価する「4つの力de進路・選択講座」を用いた自己分析と、その結果をもとにした進路選択の手法を学ぶ講座であることを説明し、「すべての能力がまんべんなく高い人はおらず、だからこそ企業はチームで仕事をします。自分が何を苦手としているか理解することが重要であり、面接でも必ずと言っていいほど聞かれるでしょう。社会で活躍できる素養を大学時代に身につけたあとは、その内容をしっかりエビデンスをもって話せる再現性を培うことが重要です」と話しました。最後に、本センターの職員が今後の就職支援行事やWEB相談の方法を紹介し、積極的な活用を呼び掛けました。