「東京地区企業懇談会」を開催しました

東海大学では10月11日に、東京・明治記念館で2022年度東海大学「東京地区企業懇談会」を開催しました。企業の採用担当者と本学の教職員が情報交換を行うことで、採用環境に関する相互理解と学生への就職支援の促進を目的としたもので、今回は計171社の企業から採用担当者らが参加しました。

初めに、山田清志学長とユニバーシティビューローの成川忠之ゼネラルマネージャー(キャリア就職担当・経営学部教授)が基調講演を行いました。山田学長は、コロナ禍の大学の授業実施方針をはじめ、世界大学ランキングとSDGsの取り組みに対する社会的な評価、近畿大学、帝京大学と締結している「3大学アライアンス」による活動などを紹介。新たな学び舎の整備として、児童教育学部が使用する湘南校舎20号館、農学部の新校舎として建設が進む臨空校舎について説明するとともに、学生の通学利便性向上に向けて静岡キャンパスに設けた通学船やJR平塚駅から湘南校舎1号館前を結ぶ神奈川中央交通のバスなども紹介しました。さらに、本学が今年度に「日本まるごと学び改革実行プロジェクト」と題して実施した全学的な改組改編と複数学部、研究所などを「カレッジ」としてまとめるカレッジ制度について語り、「本学は学生数に対する教員の比率が高く、大規模な総合大学でありながら細やかな教育を実践しています。改組改編なども含め“どこでも、誰とでも、学び合える”未来につながる教育を展開しています」と語りました。

成川GMは、東海大学のキャリア・就職支援について講演しました。本学における昨今の就職状況や、コロナ禍への対応などを説明し、「本学では就職支援も教育の一環であるとの理念掲げ、実現に向けて各カレッジでの対応を図るとともに、『DX人材』や『SDGs人材』の養成に力を入れています」と強調。東海大学が取り組む社会的実践力「4つの力」の養成をはじめ、東海大学型リベラルアーツ教育、文理融合教育など本学の教育指針のもとで育む実社会への対応力について紹介しました。

その後は、会場内に設けた各学部学科やカレッジのブースに企業の採用担当者らが来訪。担当した教職員と採用動向や学部学科での教育内容などについて、本学の教職員と情報を交換し、交流を深めました。