「東海JOB‐LEAGUE振り返り研修会」を開催しました

東海大学では3月16日にオンラインで、「東海JOB‐LEAGUE振り返り研修会」を開催しました。2年次生を対象とした本学独自のインターンシップ制度「東海JOB-LEAGUE」は、職業観とキャリア意識の早期育成を目的に毎年実施しているものです。研修会は、参加した約50名の学生を対象にインターンシップでの体験を今後の学生生活やキャリア形成に生かすために振り返る機会とすることを目的としています。

開会にあたってキャリア就職担当職員が、「早い段階での就業体験を通して、さまざまな学びや課題、イメージとの差異などを感じられたと思います。『社会に出て働くとはどういうことなのか』『社会がどう動いているのか』など、学生同士で共有して、本番のインターンシップや就職活動に向けて課題を整理してください」と呼びかけました。

会では、学生が6〜7人のグループに分かれて、インターンシップ先での体験談を話し合いました。企業を選んだ理由や業務の内容、体験を通した学びについて共有したほか、「興味のある業種だったので、ある程度の知識はあると思っていましたが、実際の業務内容は知らないことばかりで、仕事への考え方が変わった」など、体験後の心境の変化について話す場面も見られたほか、働くことの意義や経験を将来に向けてどのようにつなげるかといった内容を議論し、「労働やお金を稼ぐ意義をあらためて意識した」といった声のほか、「はじめての仕事で戸惑う場面もありましたが、2年次生のうちにこのような経験をしたことで、実際のインターンシップでは慌てずに取り組むことができると思う」などの感想が聞かれました。

最後に、ユニバーシティビューローの水島久光ゼネラルマネージャー(キャリア就職担当・文化社会学部教授)が挨拶し、「インターンシップや研修会を通して、仕事について考えるきっかけになったと思います。組織で働くというと協調性にばかり目がいきがちですが、どの企業も皆さんの若い力や考え方を求めています。経団連の調査によると、企業が学生に期待する資質で1番多かったのは主体性でした。周りに合わせるのも重要ですが、何事も積極的に自分で選択しましょう」と語りました。