チャレンジプロジェクト「東海大学ソーラーカーチーム」が8月24日に、湘南キャンパスで小学生を対象にしたイベント「キッズチャレンジ2024」を開催しました。クイズ大会やキットを使ったミニソーラーカーづくりを通して、省エネ技術の基礎知識を身に付けたり、ものづくりの楽しさを体験したりしてもらおうと実施したものです。
当日は20名のメンバーが運営に当たり、小学生12名と保護者が参加しました。はじめにクイズ大会を開き、メンバーが「ソーラーカーは何の力で動いている?」「ソーラーカーは何人で持ち上げられる?」「オーストラリアで開催されている世界大会ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)はどれくらいの距離を走り切る?」といった3択クイズを出題。続いて、子どもたちでも簡単に制作できるソーラーカーキットを使ってミニソーラーカーづくり教室を行い、メンバーが小学生一人ひとりにソーラーカーの構造やメカニズムを説明しながら、アドバイスを送りました。最後には、2019年のBWSCで準優勝を果たした「19年型Tokai Challenger」の模擬走行を披露し、参加した子どもたちは歓声を上げながら笑顔を見せていました。
運営に当たった藤井沙彩さん(理学部2年次生)は、「プログラムの前半にクイズ大会やミニソーラーカーづくりを実施したので、子どもたちにはTokai Challengerがどのようにして走るのかを理解してもらったうえで模擬走行を見てもらえたと思います。小学生の驚いた表情や純粋に楽しんでくれる姿が見られてうれしかった」と話していました。