東海大学スチューデントアチーブメントセンター(SAC)では6月20日にオンラインで、「プロジェクトリーダー研修会」を開催しました。本研修会は2022年度の採択を受けたチャレンジプロジェクトのリーダーやサブリーダーなど幹部を務める学生が一堂に会し、プロジェクトメンバーを統率し、目的達成に向けて必要な力について学ぶものです。また、キャンパスを越えた学生同士の交流を図るとともに、それぞれのプロジェクト活動を活性化することも目的として、毎年3回開催しています。
今年度はSACの黒崎岳大講師が司会を務め、「リーダーを引き継いだ方もプロジェクトを1から立ち上げた方もいます。それぞれがリーダーとして自分にはどのようなことができるのか不安なこともあると思います。研修を通じて、理想のリーダー像や意見を共有してください」と話しました。9グループに分かれてのディスカッションでは参加者が「自分の考える理想のリーダー像」について発表し、グループ内での共通点や相違点を共有しました。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、プロジェクトにどのような問題が生じ、どのような対応して取り組んできたか説明した後、「ポストコロナ時代でどのようなリーダーであるべきか」をテーマにグループごとに議論しました。最後には各グループの代表が議論した内容について発表。「コロナ禍ではオンライン化など活動方法が制限されたので、状況や時代の変化に合わせて常に形を変えていける柔軟性を持ち合わせていることが重要になる」「完璧なリーダーになりすぎてしまうとメンバーも交流しにくくなってしまうので、時には弱みやプライベートな姿を見せることができる人が理想的」といった意見が聞かれました。