TICCが「第3回世界の国々をのぞいてみよう~中国~」を開催しました

9月19日にTokai International Communication Clubが秦野市立南公民館(神奈川県秦野市)で「第3回世界の国々をのぞいてみよう~中国~」を開催しました。本企画は、秦野市在住の小学生とその保護者を対象に、”子ども達が外国に興味を持ち、将来的には国際的視野を持ってもらう”ことを目的に秦野市教育委員会が後援となり、2014年度よりイベントを行っています。今回は、中国山東省青島市出身の野村瑛子氏(神奈川県立地球市民かながわプラザ所属)を講師に招き、中国の文化に触れられる企画を催しました。当日は秦野市在住の小学生8名と保護者6名が参加しました。

はじめに、「ザオシャンハオ(おはよう)」「ニーハオ(こんにちは)」「ザイジエン(さようなら)」と全員で北京(ペキン)語の挨拶を教わりました。次に、野村氏よりスライドを用いて長安などの観光地や、正月などの文化について日本と比べながら紹介。クイズを出題すると、小学生らは問題に熱心に答えていました。

続いて、中国と日本の食文化の違いとしてスイカの種を紹介。野村氏は「日本ではあまり食べることのないスイカの種ですが、中国のものは日本のものよりも大きく、種を炒って醤油やスパイスで味付けしたものを、おやつやおつまみ、お茶漬けにして食べる文化があります」と説明しました。実際に食べてみると、ほとんどの参加者が物珍しそうにしながらも、異国の味を楽しみました。ほかにも、中国の遊びや民族衣装の試着、北京語で『ようかい体操第一』を歌うなど、盛りだくさんの内容になりました。プロジェクトメンバーは「日本と似ている点も異なる点もたくさんあるね」、「外国の文化が知れるって面白いね」と小学生に声をかけ、異文化を知ることの楽しさを伝えました。

アンケートでは、参加した小学生から「知らないことがいっぱい知れて面白かった」といった声がありました。保護者の方からは「学生さん達の一生懸命さが伝わってきた」「親だけでは教えられないこともあるので、とても良い機会になりました」などの感想をいただき、「本企画を通して異文化に触れることが出来たと思いますか」の問いに、4点満点中3.5点という高い評価を頂きました。

プロジェクトメンバーの久米杏知香さん(観光学部観光学科2年次生)は「参加者の人数や、企画進行の時間配分をメンバー全員が把握し、臨機応変に動くことが出来ました。参加した小学生全員が企画内容に興味津々で、とびきりの笑顔を見せてくれた時、この企画をやってよかったと思えました」と語りました。

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