阿蘇キャンパスのチャレンジプロジェクトが「あそのみなみのあきまつり」に出展しました

10月18日に阿蘇キャンパスで活躍する阿蘇援農コミュニティプロジェクト、阿蘇は箱舟プロジェクト、あにまるれすきゅープロジェクトの3団体が、あそ望(ぼう)の郷(さと)くぎの(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)で開催された「あそのみなみのあきまつり」にブースを出展しました。本イベントは、南阿蘇村の地域活性を目的に同実行委員会および阿蘇村交流フェスタ実行委員会が主催。プロジェクトは地域貢献と広報活動の一環として、昨年度より引き続き、2度目の参加となりました。

当日、会場には地域の特産品を販売する屋台が立ち並び、約3,000名が来場する賑わいの中、3プロジェクトは、これまで活動を紹介するブースを出しました。

阿蘇は箱舟プロジェクトは、子ども達を対象に、阿蘇の自然に生息する『オオルリシジミ』をはじめとした希少な動植物をテーマにした紙人形劇を披露。実物の標本もブース内で展示し、阿蘇の自然を守るための活動について伝えました。

阿蘇援農コミュニティプロジェクトでは、援農の取り組みや農業の抱える問題について来場者への認知度調査とプロジェクト活動の情報発信をしました。ほかにも、プロジェクトのPRも兼ねて、ステージイベントの大根のかつら剥きに参加。来場者との交流を深めました。

あにまるれすきゅープロジェクトは、保健所で殺処分された犬猫の数や、野良と迷子のペットを見分ける『迷子札』の重要性を来場者に伝えました。

ブースの来場者からは「初めてこういった活動を知った」「素晴らしい活動だと思います。もっと広めてもらいたい」といった感想を頂きました。

主催の方からは「毎年ありがとうございます。来年度もよろしくお願いします」といった声をいただきました。

阿蘇は箱舟プロジェクトの玉川佳樹さん(農学研究科修士課程2年次生)は「昨年以上に、プロジェクトの活動を知っている方が多く、情報を発信し続けることの大切さを実感しました。これからも地域の方々と共に阿蘇の自然環境を守っていきたいです」と語りました。

阿蘇援農コミュニティプロジェクトの竹村愛乃さん(農学部応用動物科学科3年次生)は「来場者へまずは『援農』という言葉の意味を知ってもらうことを最優先に広報しました。実際、アンケートでは援農への認知度が高いとは言えず、広報の必要性を感じました。加えて、農業関係者・消費者の両者の意見を聞く良い機会となりました」と語りました。

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