TICCが「日本の未来を考えるワークショップ『For the Future』」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club(TICC)が、6月23日に湘南キャンパスで「日本の未来を考えるワークショップ『For the Future』」を実施しました。TICCでは、さまざまな国際文化や民族が共存する「多文化共生社会」をより多くの人々に理解してもらおうと、本ワークショップを年に数回開催しています。今回は、国際教育センターのマイルズ・ホプキンソン講師とゲイラ石川講師、文学部英語文化コミュニケーション学科のギャレス・バーンズ講師、課程資格教育センターの高梨宏子助教をゲスト講師に招き、「国でみる学校教育」をテーマにパネルディスカッションや参加者を交えたグループワークを行いました。

当日は学生や教職員、近隣住民ら約30人が来場。まずは、イギリス出身のマイルズ講師、オーストラリア出身のギャレス講師、アメリカ出身のゲイラ講師がそれぞれの教育制度について語りました。3名の話を受け、高梨助教が日本と海外の教育における相違点などを解説し、各国の教育が目指す理想像について議論が交わされました。グループワークでは、「日本に取り入れるべき教育とその影響」について参加者とともに班にわかれて討論し、代表者がそれぞれの意見を発表しました。参加者からは、「将来は教員を目指しているので、自分が教える立場になったときにどのような教育を目指していくべきなのかを具体的に考えるきっかけになりました」、「教育と一言で言っても、目的や方法はさまざまだと感じました。将来子どもができたとき、どのような教育をしてあげられるか考えていきたい」といった意見が聞かれ、メンバーの寺脇あずささん(文学部英語文化コミュニケーション学科2年次生)は、「先生方の講演やグループワークを通じて、義務教育の年数や大学入試の制度など国ごとに違う教育制度を理解してもらえたと思います」と話していました。

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