熊本復興支援プロジェクトが「かながわ学生福祉防災大会」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・熊本復興支援プロジェクトが、11月25日「かながわ学生福祉防災大会」(主催:神奈川災害ボランティアネットワーク)に参加しました。

このイベントは、東日本大震災を機に芽生えた若者の被災地支援を防災の取り組みに発展させるために、県内の高校・大学生が共助の在り方を考えることを目的に開催されました。

本プロジェクトは「熊本地震の被災者の声を全国に届ける」という活動目的を達成するために参加しました。

当日は、参加学生がどのような被災地支援活動内容行ってきたかを発表する「活動報告」の時間が設けられ、その後、3班に分かれてお互いの活動についての意見交換を行いました。学生が参加しやすい被災地ボランティア活動のプランを考えるグループワークを行い「風化防止」や「学生の意識向上」といった課題を共通して抱えているということを知り、今後協力して学生イベントをしていければという合意に至りました。

さらに、東日本大震災を経験した元小学校長先生の講演から、「大規模災害時は行政が機能せず、会社勤めの人は事業継続で職場に拘束されるため、避難所で一番頼りになる人は学生である」ということを学ぶことができました。

プロジェクトリーダーの作田瞬さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻3年次生)は、「大規模災害時に学生の力が最重要であると感じ、私自身の防災意識の更なる向上に加え、神奈川県での防災啓発活動にもより一層力を入れていきたい」と語りました。 

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