[清水]Shark Amazing Projectが「第3回 へだ深海魚大学」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのShark Amazing Projectが3月24日にくるら戸田(静岡県沼津市)の「第3回 へだ深海魚大学」(主催:へだ温泉深海魚プロジェクト)に協力しました。

本イベントは戸田地域でマニアックな人気を誇る、深海魚を五感で感じることのできるイベントとなっており、水族館や図鑑では見たことがあるけれど、実際に手にとることはない深海魚と存分に触れ合える内容となっています。

当日は500名が来場。朝に漁港で獲れた魚を細かく分類わけをした後、採集された生物を水槽に移し、子どもたちが触れ合えるように『タッチプール』を開催しました。来場者にはカサゴ(スズキ目カサゴ亜目メバル科カサゴ属)などの魚類やサメ類について詳しく解説を行いました。

参加者は「初めて見るサメや触ることのできるタッチプールは非常に面白かったです。」「深海のサメにもいろいろな種類がいて、サメの形も全然違って面白かったです。」といった声が上がりました。

プロジェクトメンバーの大杉奏人さん(海洋学部海洋生物学科2年次生)は「普段は見ることのできない大型深海魚の外部形態を見ることができ、書籍では確認できない鰭(き)条(じょう)や鱗などの微細な特徴を発見できました。また、一般の方との会話を重ねることで自分たちの知らない漁業における深海生物の知識等などの学術外の知識や深海生物が世間にどの程度認知されているのかを学ぶことができました。特に後者は、私たちがどのような知識を提供するべきかを学ぶ大変良い機会となり、今後の活動に活かしていきたいと思います。」と語りました。

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