東海大学ソーラーカーチームがワールド・エレクトリック・ビークル・チャレンジで3位を獲得しました

東海大学スチューデントアチーブメントセンター(SAC)の東海大学ソーラーカーチームが、9月18日に宮城県・名取サイクルスポーツセンターで開催された「ワールド・エレクトリック・ビークル・チャレンジ」(WEVC)に出場。東海大学ソーラーカーチームとして、18年ぶりの誕生となった電気自動車の新型車両「Faraday Magic3」が今年の夏にデビューしました。新型車両「Faraday Magic3」は今大会へ参戦し、総合3位を獲得しました。

WEVCは、地球温暖化防止につながるエネルギーの高い技術と、次世代環境型自動車技術を高めるだけでなく、自動車産業で復興を目指す震災被災地東北にて、自動車産業にかかわる人材の発掘と育成を目的とした大会です。

今大会は、チームメンバーに出場経験がなく、はじめての会場のため、雰囲気や仕様など具体的に把握できない中での参加となりましたが、オープンクラス3位という社会人チームにも引けを取らない結果を残すことに成功。また、18年ぶりに誕生した新型車両への注目が集まり、他レースの参加者から車両についての質問や見学がなされ、多くの人から高い関心を持っている様子も見られました。

伊坪 岳陽さん(大学院工学研究科電気電子工学専攻1年次生)は、「デビュー戦の秋田から1ヶ月、課題点を修正してきたつもりでしたが、走れば走るほど新たな課題点が見えてきました。ひとまず、FM3の完走と初めての表彰台に乗ることができ、楽しいレースでした」と振り返りました。