ライトパワープロジェクト・電気自動車チームが「ワールド・エコノ・ムーブ」で好成績を収めました

東海大学スチューデントアチーブメントセンター・ライトパワープロジェクトの電気自動車チームが8月7日、8日に、秋田県・大潟村ソーラースポーツラインで開催された電気自動車の省エネルギーレース「ワールド・エコノ・ムーブ」(WEM)に出場。同じバッテリーを使って1周6kmのコースを走行し、その距離を競う鉛蓄電池部門オープンクラスに「ファラデーマジック2」で臨み準優勝となったほか、1周1.1kmの特設ショートコースを、市販されている電動式のミニカートで走行してその距離を競う「エコノムーブ・ライト」にマシン『INAZUMA Ⅶ』で出場し、見事に優勝しました。

鉛蓄電池部門オープンクラス本戦でファラデーマジック2は、電気系統にトラブルなどがあり思い通りのエネルギーマネジメントができないといった事態もありましたが、トップと1周差の11周回を記録し、2位となりました。ファラデーマジック2のドライバーを務めた石原悠史さん(工学部機械工学科3年次生)は、「新型コロナ禍で各大会が中止や延期となり、1年次生から3年次生までを中心としたチームでは、今大会が初出場となるメンバーも多くいる中、鉛蓄電池部門ではトラブルで思い通りのレース運びができず、予選よりも記録を落としてしまうなど悔しい面もありました。反省を生かして今後につなげていきます」と話していました。

また、エコノムーブ・ライトでは2位以下に4周差をつけ22周をマークしました。ドライバーの亀山裕一郎さん(工学部動力機械工学科2年次生)は、「これまでこの部門では2位が続いていたので、出るからには勝ちたいと考えてマシンの開発など準備を進めてきました。また、ドライバーの体重は軽い方が有利だと考え、大会に向けて春から本気でダイエットし、体重を7kg落として臨みました。ピットからメンバーたちが後続車両とのタイム差やペースなど適切な指示を送ってくれたことで順調にドライブでき、最高の結果となりました」と語りました。