創立者・松前重義の野球殿堂入り表彰式が行われました

学校法人東海大学の創立者・松前重義が「2022年野球殿堂入り」(特別表彰)に選出されたことを受け、6月12日に明治神宮野球場で表彰式が行われました。野球殿堂入りは、公益財団法人野球殿堂博物館が日本の野球の発展に大きく貢献した方々の功績を永久にたたえ、顕彰するものです。

同日まで開催された全日本大学野球選手権大会決勝戦の前に開かれたセレモニーには、山田清志学長が出席。野球殿堂博物館の斉藤惇理事長から博物館に掲額されるレリーフのレプリカが、公益財団法人全日本大学野球連盟の長谷山彰会長から花束がそれぞれ手渡されました。続いてあいさつに立った山田学長は、「松前重義は、2度の大戦に見舞われ激動の時代と呼ばれた20世紀を駆け抜けた人物です。第二次大戦後の東西冷戦を大学人として解決したいと腐心し、その活動の一つに野球を通じた国際交流がありました。世界はいま分断の危機にありますが、我々もスポーツ、文化、芸術を通じて国際社会に橋を架けるという遺志を継いで参りたい」と話しました。
 読売新聞提供

なお野球殿堂博物館では、松前重義をはじめ、髙津臣吾氏、山本昌氏の野球殿堂入りを記念した「2022年野球殿堂入り特別展」が7月23日(土)から10月30日(日)まで開催されます。