総合科学技術研究所では3月19日に湘南キャンパスで、「若手教員討論会」を開催しました。本学独自の大学院生に向けたキャリア支援制度である特定助手や特定助教、テニュアトラック教員や若手URA教員などの若手研究者が研究成果を発表し、討論を通じて、自身の研究を掘り下げ、研究成果を社会に還元する道筋を模索することなどを目的に、科学技術の総合的・学際的な研究開発を担う国際的な人材の育成推進を目指して開いたものです。今年度は8名の研究者が発表しました。

初めに本研究所の岩森暁所長があいさつに立ち、「若手教員の皆さんが5年後、そして10年後、どのような研究者でありたいのか、ベテランの先生方から意見をもらいながら討論する場としていければと思います。本会でいただいたアドバイスを、今後の研究活動の参考にしてもらえれば」と語りました。続いて、本研究所特定助手の教員が、自身の研究概要を紹介。聴講した教員から、研究の意図やAI活用の可能性、他分野への応用方法などさまざまなテーマで意見が交わされました。また、総合討論・所員会議も行い、来年度の運営体制や方針について議論しました。
当日の発表は以下の通りです。※敬称略(肩書は当時)
◇特定助手 衛藤 勇馬
「遊星歯車機構を備えた人工指:安定した摘まみ把持への試み」
◇特定助手 池田 直也
「明治天皇行幸を通してみる近代上流層住宅の洋風化に関する研究‐儀礼行為からみた住宅様式と生活様式の変化‐」
◇特定助手 呉 文宝
「改良フーリエ・リッツ法による超小型電気自動車ルーフパネルの弾性支持境界条件の同定とモード解析」
◇特定助手 小川 将虎
「非定常流れにおける簡易自動車モデルの空力特性把握のための数値シミュレーション」
◇特定助手 小林 一景
「競技車両の限界走行シミュレーションの課題と操縦安定性の評価手法」
◇特定助手 馮 雨田
「半屋外空間における利用行動と滞留特性に関する研究‐四季実測調査による相対温度区分と空間高さの検討‐」
◇特定助手 施 偉軒
「電動車用高回転トラクションドライブ遊星ローラ減速機」


