湘南キャンパスの「よさこいダンスチーム 東海大学 響」と札幌キャンパスの「東海大学YOSAKOIサークル~祭屋~」が6月10日から14日まで、札幌市内各所で開催された「第35回YOSAKOIソーラン祭り」に出場しました。

「響」は今回、江戸時代に生きる浪人と公家の女性による身分違いの恋情をテーマにしたオリジナルの作品「夢花織(ゆめかおり)」を演舞しました。簡単にはかなわない恋の切なさを表そうと、白の衣装をまとい道具の傘と旗で雨風を演出。演舞が進むにつれてピンクと青の華やかな衣装へと変化し、楽曲のテンポも上げることで感情の高まりを表現しました。終盤には、「夜明けに結ぶ この地に空高く舞う思い」という歌詞に合わせ、二人の思いが結ばれることを祈る振り付けを取り入れるなど、工夫を重ねてきました。開催期間中の13、14日に、約70名のメンバーで計7回の演舞を披露。代表の谷口尚さん(工学部3年次生)は、「これまでの響の演舞には、風神雷神や鬼などを題材にした作品が多かったのですが、今回は当時を生きた人々の姿に思いを巡らせ、より身近なテーマで作品をつくりました。私たちは観客の方々と一緒に盛り上がれる演舞を目指しているのですが、ソーラン祭りの会場で手拍子や応援を送っていただきとてもうれしかったです。9月に新潟県で開催されるにいがた総おどりでの受賞を目標に、さらに演舞を磨いていきます」と振り返ります。
一方の「祭屋」は、オリジナル作品「彗華想明(すいかそうめい)」で本番へと臨みました。日本最古の物語文学『竹取物語』をモチーフに、かぐや姫が地球で生まれ、多くの人々と出会いながら月へ帰るまでの物語を表現した作品です。代表の田村怜さん(生物学部2年次生)は、「異国である地球で多くの人と出会うかぐや姫の姿に、札幌キャンパスへの入学を機に全国から集まった祭屋のメンバーの姿を重ねました」と話します。演舞では、かぐや姫が月へ帰る場面で原作には描かれていない心情を想像し、「また春が来て時代は巡る 私はそれを皆と歩みたい」というナレーションを挿入。仲間との別れや再会への願いを表現し、観客の心を引き込みました。祭り期間中は、4日間で計9回の演舞を披露。田村さんは、「演舞の中でも特にパレードは観客席との距離が近く、観客の皆さんの表情を見ながら踊れました。これまで積み重ねてきた練習の成果を出し切ることができて達成感を感じています。11月の札幌キャンパス建学祭や地域のイベントなどでの演舞を計画しているので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話していました。

