熊本キャンパスで活動する柔道部女子の全日本学生柔道優勝大会女子二部(3人制)優勝を祝う祝勝会を、7月31日に本キャンパスで開催しました。6月24、25日に東京都・日本武道館で開かれた同大会では、増田美羽選手(文理融合学部2年次生)、入江桃子選手(同)、鎌田晶妃選手(同)の3選手で4試合を戦い抜き、初優勝を遂げました。
当日は、柔道関係者や本キャンパスの教職員、選手、保護者ら約80名が参加。初めに木之内均熊本キャンパス長があいさつに立ち、「昨年度から初めて女子選手を受け入れ、すぐに全国3位という結果を残してくれました。“来年は優勝を目指して”とお願いしていましたが、今回、見事に優勝を果たし、多くの皆さんをお招きしてこのような祝賀会ができることを何よりもうれしく感じています」と語りました。
続いて、熊本県柔道協会の河津修司会長、東海大学同窓会熊本支部の西山宗孝支部長がそれぞれ祝辞を送り、2019年度まで本キャンパス柔道部の部長兼監督を務めた渡邊政彦次長(本学職員)の音頭で乾杯しました。
会の中盤には、本キャンパスゴルフ部の内藤滉人主将(経営学部4年次生)と後藤大生選手(経営学部4年次生)がサプライズで花束を贈呈。続いて3選手が順番にあいさつし、「来年度は連覇を目指して頑張ります」と語ると会場から大きな拍手が送られました。その後は、的場英行部長(文理融合学部准教授)、鍋倉義盛監督(本学職員)が選手たちの大学生活や日々の稽古、大会の様子などを振り返り、鍋倉監督は、「普段から男子と稽古をともにしているからこそ、攻撃、防御ともに力強く、大会でも安心感がありました。試合には山田大輔柔道整復師がトレーナーとして同行し、毎試合後に彼女たちの体のケアをしてくれて、諸藤陽成主務(経営学部4年次生)に走り回ってもらって現地でも相手チームのデータを集めて戦略を立てました。彼女たちが頑張ったのはもちろんですが、たくさんの人に助けてもらったからこその優勝です」と語りました。
最後に、柔道部の尾方浩希主将(経営学部4年次生)が、「優勝できたのは女子選手の頑張りはもちろん、彼女たちを陰で支えて下さった家族や学校の先生方、そして道場先生方の応援のおかげでもあります。今回優勝したことで満足せず、8月26日から開催される個人の体重別選手権でも、良い結果を残し全国に出場できるよう、男女共々練習に励んでいきます。今後も応援の程よろしくお願いいたします」と謝辞を述べ、本学学長付の荒木朋洋教授(総合農学研究所)が、「3人制柔道に、部員3人で臨んだことはすごいですね。これからも試合が続くと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください」と話し、閉会しました。