「国際教育交流プログラム」の参加者一行が湘南校舎を訪問しました

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)が実施しているアメリカの大学の国際教育担当者を対象とした「国際教育交流プログラム(IEAプログラム)」の参加者7名が、6月22日に湘南校舎を訪問。山田清志学長や本学の学生、教職員と交流しました。このプログラムは、日本の文部科学省や各地の大学等を訪問し、高等教育をめぐる事情や文化・社会一般についての基礎知識を学ぶことを目的に、両国政府の出資のもとで行われています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、2019年度以来の3年ぶりの実施となりました。

一行は、はじめに山田清志学長、吉川直人副学長と懇談。グローバル社会で活躍できる人材育成に向けて、国際化を進める大学の方策や留学を希望する学生への対応などについて意見を交わしました。続いて、1号館Global AGORAで吉川副学長が本学について説明。全国に広がるキャンパスや学部学科、人材育成に向けた取り組みなどを紹介しました。また、コロナ禍が本学にもたらした影響への対策として「新型コロナウイルス対応サポートセンター」の開設や不安を抱える学生の「遠隔相談」の実施といった取り組み、日本の就職活動環境を踏まえたキャリアプログラムの概要についても説明をしました。さらに、ビーワンオフィス国際担当の田中マネージャーが本学の派遣留学プログラムや留学生の受け入れ体制、コロナ禍における海外との交流プログラムなどを紹介しました。

その後は、英語での交流会に関心がある本学学生とのグループディスカッションを実施。現在考えている進路やコロナ禍での学生生活、大学で取り組んでいること、留学で得たものなどさまざまなテーマで意見を交わしました。参加した学生からは、「留学した経験をあらためて振り返る機会になりました。これからも大学の国際交流活動に参加したい」「久しぶりに外国の方と話すので少し緊張していたのですが、分かりやすい言葉や表現に言い換えてくれたので、会話が弾んでとても有意義な時間になりました」といった声が聞かれました。