駐日アイスランド特命全権大使のステファン・ホイクル・ヨハネソン閣下が6月28日に、本学の渋谷校舎を訪問。山田清志学長、吉川直人副学長(国際担当)と懇談しました。本学は同国のアイスランド大学と学生の交換留学を行っており、2019年にはグズニ・ヨハンネソン大統領が本学を訪問したほか、大使館のスタッフによる講演会の開催や研究者の交流などを通して連携を深めています。
ヨハネソン閣下と山田学長は、教育・研究分野での連携の可能性について懇談。アイスランドでは第2外国語として日本語を学ぶ学生が多いことや日本では地熱エネルギーの利用が進んでいない一方、アイスランドでは発電だけでなく農業などへの応用も進んでいる現状などについて意見を交わしました。山田学長は、「本学は、日本で唯一となる北欧学科を有しており、さらにはデンマークにヨーロッパ学術センターを持つなど北欧諸国とは深い縁がある大学です。今後も関係機関などと連携しながら、アイスランドをはじめとする北欧諸国とのつながりを強化し、発展させていきたい」と語りました。一方、ヨハネソン閣下も、「異文化を理解するためには、その国の中で生活することが何よりも重要な経験になります。東海大学の北欧諸国との強い連携は我々にとっても大変よろこばしいことであり、今後も東海大学と緊密に連携していきたい」と期待を寄せていました。