世界柔道選手権大会で優勝した羽賀選手ら6選手が代々木キャンパスにて報告

8月24日から30日までカザフスタン・アスタナで開催された世界柔道選手権大会に出場し、男子100kg級で金メダルに輝いた羽賀龍之介選手(大学院体育学研究科2年次生・旭化成)をはじめとする東海大学柔道部の学生と卒業生6選手が、男子柔道部の上水研一朗監督(体育学部准教授)と全日本男子監督を務める井上康生副監督(同)とともに、9月15日に代々木キャンパスにて松前達郎総長ら教職員に大会結果を報告しました。

当日はまず井上副監督が、「今大会で全日本チーム男子は金メダル3つ、銀メダル2つ、銅メダル2つ、そして男女の国別団体の優勝と、最低限の目標を達成できたと考えています。今回の経験を生かし、2016年のリオデジャネイロオリンピックで好成績を残せるよう、気を引き締めて指導にあたります」と語りました。金メダルに輝いた羽賀選手は、「最大の目標は来年のオリンピックで好成績を残すこと。今回の結果に満足せず、日々稽古に精進していきます。これからもご支援をよろしくお願いいたします」と話しました。

また、銀メダルを獲得した73kg級の中矢力選手(体育学部卒・ALSOK)と女子78kg超級の田知本愛選手(同)、銅メダルを得た男子90kg級のベイカー茉秋選手(体育学部3年次生)、国別の男子団体戦で優勝に貢献した90kg級の吉田優也選手(体育学部卒・旭化成)と100kg超級の王子谷剛志選手(同)がそれぞれ結果を報告。松前総長は、「試合を通じ、一人ひとりが次の目標を見据えることができたのではないでしょうか。東海柔道を誇りに思うとともに、今後のさらなる活躍を期待しています」と選手たちを激励しました。