9th Global Citizenship Seminar を開催しました

東海大学グローバル推進本部では、7月4日に湘南キャンパスのInternational Cafeで、国際教育センターのロドルフォ・デルガド講師による「9th Global Citizenship Seminar」を開催しました。このセミナーは、世界を舞台に活躍している専門家と英語で交流し、学生の国際社会に対する関心を高め、国際感覚を養うことを目的に昨年度から実施しているもので、今回は渡部珠世さん(工学部応用化学科4年次生)が司会を務め、学生や教職員約80名が参加しました。

ロドルフォ講師は、今年2月から3月にかけて行われた第48回海外研修航海に団役員として参加した経験をもとに、「研修航海の魅力」と題して講演。研修中に撮影した動画や写真を交えながら、全国8キャンパスで学ぶさまざまな学部の学生100名以上が、本学の海洋調査研修船「望星丸」で1カ月以上の共同生活をしながら太平洋の島々を巡った航海の様子を紹介しました。その中で、船内での講義やイベントなどを通じて異文化理解や国際感覚、仲間との協調性などを実践的に学べると説明し、「異文化の人々とコミュニケーションを取るポイントは、挑戦すること、チャンスを生かすこと、違いを理解し改善していくこと。研修航海はとても素晴らしい経験ができます。皆さん、ぜひ次の研修航海に参加してください!」と英語で呼びかけました。また参加者の中には、以前の研修航海に参加した学生や教職員もおり、再会を喜ぶ姿も見られました。

会場の学生からは、「前回の研修航海に参加しました。学年も学科も違う多くの学生との船内生活は、初めは慣れずに苦労をしたこともあったけれど、決して他では経験できない時間を過ごせました。ともに乗船した学生やスタッフの方々とは、今でも連絡をとっており、これからも大事な仲間です」、「次回の研修航海に参加したいと思い、セミナーを聴講しました。現地の文化に触れ、現地の人たちとコミュニケーションをとるのがとても楽しみになりました」といった声が聞かれました。

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