「ライフケア分野におけるブリッジ人材育成」の中期派遣プログラムを実施しています

東海大学では、文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業」の採択を受けて展開している「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成」の一環で、2月20日から3月30日まで、本学学生をロシア・ウラジオストクの極東連邦大学に派遣する中期派遣プログラムを実施しています。英語での専門科目履修やロシア語の授業、大学内でのインターンシップなどを通して、ライフケア産業、極東地域とロシア文化への理解を深めることが目的で、今回は教養学部国際学科3年次生の藤川茉由さんが参加しています。

藤川さんは、昨年2月に実施したウラジオストクでの海外研修プログラムに参加。より長期で滞在し、本人の卒業論文企画のための情報集計やロシア語力などを強化したいと本プログラムに応募しました。現地では、観光学の研究手法や各国の比較などについて、経営や経済の視点を交えた内容の授業を英語で学んだほか、ロシア語の授業も受講。プログラムの後半では、極東連邦大学のいくつかの部署でインターンシップに取り組む予定です。「ロシア語を学んできたこともあり、学生同士のコミュニケーションに困ることもなく毎日を楽しく過ごしています。語学だけでなく、専門分野について学び、インターンシップも経験できるので、自分の視野を広げることにもつながると思います。専門の授業は高度で難しいと感じることも多いのですが、観光というキーワードにはさまざまな観点があることを学べるメリットがあります。なにより日を重ねるごとに、自分の将来の目標も明確になってきました。費用やサポートの面からも、このプログラムは学生にとってメリットがある取り組みだと感謝しています」と話しています。

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